最後の一葉
日本列島は今季一番の寒気で震え上がっています。
寒気にあおられて冷たい北風が吹きあれ、牡丹桜の残っていた葉が一気に散っていきました。
それでも最後まで残った一葉は、明日は残っているかな?
一人暮らしの私に寄り添ってくれていた、愛犬のハナが1年8か月の闘病の末12月の3日に逝って早や2週間になろうとしています。
ロウソクの灯が消えるように息絶えていきました。
17歳と8か月という年齢は、人間にして100歳を超える長寿を全うしたことになります。
寝たきりの長い生活の中で、一人暮らしの私の支えになっていました。
最後の一葉を見ながら、「頑張らなくていいよ!みんなのところへ飛んでおゆき」と心の中で思いながら、明日はいなくなっていることを願うのです。
ハナも今頃は自分の脚で立って自由に駆け回っているだろうと想像すると、ハナを亡くした悲しみも薄らぎます。
ハナの死後、西洋柊が今年も花を咲かせました。
クラリンドウの花が5年目にして初めて咲きました。(11月下旬)
ハナが私に残してくれたプレゼントかと・・・・・