犬の気持ち
先週の日曜日意を決して動物病院にハナを連れて行きました。
10日ほど体位を横向けにしていました。それまではずっとうつ伏せだったのですが、褥瘡のことも考えて変えてみたのです。
横向きはうつ伏せより骨盤にあたるということを想像していなくて、体位を反転したときに短時間で褥瘡が進んでいてびっくりしました。
9か月以上うつ伏せの時には褥瘡も軽いもので.した。
今回はよく見ると白いものが見えて、骨まであらわになっている状態でした。
昨年動物病院の若先生からは、いままで診ていて十分介護してきたから、この状態ならそろそろ安楽死を選択してもいいころかな?と言われていました。
後は私の決断次第です。
決意するまでは夜も眠れず、ハナの気持ちになって考えようとしましたが最後は私の楽になりたいという気持ちが強かったように思います。
当日診察にあたったのは老先生で安楽死にはまだ早いという意見でした。
抗生剤を処方してもらって、帰宅しました。
帰り際に若先生曰く、「どうしてもだめなら、来週僕の診察時間帯に連れてきて」と。
日がたつにつれて褥瘡もひどかった化膿の膿が薄れてきました。
まだまだガーゼには血痕が残りますが、改善されてきているように見えます。
ここまできたら.、最後まで頑張ってみよう!!
昨夕、動物病院に薬をもらいに行った折り、若先生にその話をすると「あの時僕が診ていれば安楽死をしていたと思う、でもまた頑張ろうという気持ちができて院長に感謝ですね。よかった!」
ハナの気持ちはよくわかりません。
飼い主の気持ち次第なんですね。
いつまで続くか想像もできませんが、ハナの命が守れたことに感謝しつつ介護頑張ろう!!
陽当たりのよい窓際で猫のママさんと・・・・・知るや知らずや(22日撮影)
ハナちゃんのプロフィール
犬種 ハンタウェイ (ニュージーランド)
2003年5月生まれ (現在16歳と8か月)
ニュージランドから羊ショウをするため「四国ニュージーランド村」に両親が
連れてこられてそこで誕生する。
まもなく廃村になり、両親のその後は不明。
夫が退職後大腿動脈の動脈硬化症で手術をしたころで、散歩のお伴に飼うことに。
以後2018年に夫が亡くなるまで、夫の愛犬として過ごしてくる。
夫は生前、足腰が弱くなってきたハナの状態と自分自身が介護されることを気にし
て「介護が必要になったら安楽死させてくれ」と私の苦労を気遣っていました。