シルバー暮らしの独り言

一人暮らしの喜怒哀楽をブログを通じてつぶやきます。

秋晴れの日曜日三回忌を終えて

このところ秋晴れの日が続きます。今日は夫の月命日でした。

二年前の秋に逝った夫の三回忌は、25日の日曜日に自宅で法要を終えました。

東京在住の長男夫婦と大阪在住の次男夫婦とも、コロナ感染と私の負担を軽減する意味もあってかホテル滞在でした。

お盆にも来県できなかった息子たちですが、三回忌は何とか法要に参列できました。

夫も一同に会した元気な家族の姿をみて、喜んでいるかと・・・・

今までは料亭などを予約していたのですが、今回の昼食は仕出し弁当にしました。

夫が元気だったころに贔屓にしていたお店にお願いしました。

80代という高齢の御姉妹が営んでいるのですが、夫のために快く応じてくださいました。

この日は姉上が入院中にも関わらず、妹さんおひとりで心を込めてお料理してくださり申し訳なさと有難さで胸がいっぱいになりました。

 

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お嫁さんからも、「料亭の味とまではいかないけど、素朴で美味しかった」という

感想が帰宅後ラインでありました。

食後に皆で、すぐ近所にある墓地へ。

いつもは私一人での墓参ですが、家族が揃って墓前に参列すると夫の笑顔が浮かびます。

墓参後早々に子供たちは帰宅の途につきました。

いつもの日常に戻りました。

余談ですが、金曜日に大学生の孫が先に到着しました。

夕食にデリバリーのお寿司を持ち帰り、久しぶりに和気あいあいの食事をとり、就寝までの時間もTVを見ながら様々な話をするこれが家庭というものかと、一人だった時間との違いが今になってわかります。

 

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毎回来て帰る度に、「もう次は会えないかもね」と言いながら、何度目でしょうか。

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2019年3月まだハナちゃんが元気だったころ、春休みの帰省時に孫と。

 

夫が最後に残してくれた愛犬だったハナ。 

ハナちゃんと私の生活も夫の死後から今日で丸と二年、一人ぽっちだと言う事を忘れさせてくれる存在です。

二年という月日が流れ、時間の経過とともに夫のことを思いだすことがない日々が続くことがあり、悲しみが薄れていくことを実感しています。

以前は夫を思い涙することしきりでしたが、今は涙することも少なくなりました。

私が健康で幸せに暮らしていることが夫にとって、供養になるんだと・・・・

三回忌を終えて今思う事です。