シルバー暮らしの独り言

一人暮らしの喜怒哀楽をブログを通じてつぶやきます。

花暮らし ムクゲ八重咲

7月に入ったとはいえ、きょうは梅雨の晴れ間の日です。

明日からはまた雨模様の日々が続くと予報が出ています。

6月28日に東京へ引っ越していった長男が泊まったおりの、布団の片づけを急いで済ませます。

やっと自粛が解禁され、転勤することになった東京ですが現状は日々悪化している状況です。親としては心配です。

 

さて今日の花ムクゲです。

f:id:dcb1603:20200702125654j:plain

ムクゲの八重咲 芙蓉の花に似ています。

アオイ科フヨウ属の落葉樹です。6月下旬~10月頃まで咲き続ける夏の花の代表格です。

ムクゲは朝に花が開き、夕方にはしぼんでしまう見た目とは違って儚い花です。

「槿花一朝の夢」

 ー人の世の短い栄華をムクゲの花の儚い命にたとえています。ー

反面、花は一日花ですが、その花を咲かせる樹は強い生命力を持ち、夏から秋にかけての長い時期に、散っては咲き咲いては散り次々と花を咲かせ続けます。

わが家は冬になると強剪定します。高齢者にとって高木になると手入れが難しくなってくるため、他の木々も同様に花が終わると無残に切り込まれます。

余談ですが韓国では「無窮花」(ムグンファ)とよんで国民花としています。

朝鮮の語源は「朝に鮮やかに」咲くムクゲの花であるという説もあるとか・・・・

また、一日花ゆえに「冬は椿夏は槿」と、茶花として好まれるているようです。

 

実は八重咲が珍しくて花も見ずに苗木を数年前に購入しました。

初めて花を見た時は一重の槿とは印象が随分違って、私の好みではないな~と思い続けていたのですが、今年は花もたくさんつくようになっきて少しその良さがわかってきました。