雛祭り
わが家は長男、次男と男の子でしたので、雛飾りをする機会はありませんでした。
年を重ねるにつれ季節感を味わいたくて、小さな雛飾りをするようにはなりました。
これが定番でした。
昨年解体中の家から古い内裏雛をみつけ、桃の節句には「ひな祭り」をして閉じこもっている高齢者の方々を楽しませてあげたいなあ~と思うようになり、忘れられていたお雛様たちを集めはじめました。
コロナは蔓延状態、落ち着く気配もなく大勢を集めるのははばかられます。
でも桃の節句は待ってはもらえません。
そこで5~6名のグループを作りました。
2月末から初めて今日で3回目、最初は5名ぐらいの御接待は負担ではないと思っていたのですが、初日は疲れました。
久方ぶりの歓談で、甘酒に雛あられ、お茶と和菓子、フルーツと進むうち、ほぼお雛様たちは忘れられた状態でした。
今は成人した孫のお雛様たちも出番です。
もう50~60年はたっているであろう内裏雛です。
私が見つけた時は、何段もの雛段はもう箱に入っていてもボロボロでした。
やっと日の目をみたのです。
まだ後2つのグループが残っていますが、皆さんの楽しかったという嬉しそうな笑顔が疲れをふきとばします。
また来年もという確約はできかねますが、元気であれば続けたいと思います。