シルバー暮らしの独り言

一人暮らしの喜怒哀楽をブログを通じてつぶやきます。

映画サロンへのお誘い

毎月1回、地域のコミュニティセンターで映画サロンの集いがあり先月から参加しています。

映画大好きの方がいて、地域の高齢者を集めて秀作映画の上映を企画してお世話してくださっています。

亡くなった夫とは生前、地区の役員活動等を通じてお付き合いのあった方で、傷心の私を折々に励ましてくださり、ご自身が活動しているサロンに最近お誘いがありました。

今回の作品は人間と犬の関係への原点となった作品ということもあって、動物好きの私は期待していました。

「アルファー帰還りし者たち」 2018年(米)

2万年前の氷河期が舞台です。

極寒の荒野を傷ついた青年と傷ついた野生の狼が助け合って生き抜いていく壮大なスペクトル映画です。

心優しき青年が決してあきらめない忍耐を旅の中で学び、勇気と強さを狼から教えられます。

自然の猛威と闘いながら、人間と狼の信頼関係が築かれていく様子は時を経ても変わらないものがあります。

アルファーと名付けられた狼が力尽きて倒れた時、見捨てるという選択は彼にはなく抱き上げて歩き続けるのを見て、わが家のハナちゃんもどんなに手がかかっても最後まで面倒をみなくてはと改めて思いました。

フィナーレは感動でした。

青年とともに帰還したアルファーが5匹の子供を産み成長した時、6匹の狼と部族の男たちが狩猟に出る場面です。

画面いっぱいに人と狼が一列に並び、.狩猟という共通項で人間と狼が協力する関係がここから始まったというメッセージが伝わってきます。

動物好きの人はもっと動物が好きになり、動物好きでない人もきっと動物が好きになることでしょう。

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