コロナ自粛の日々に見るドラマ
コロナ自粛の日々、毎日ドラマを見る時間が増えました。
最近NHKで始まった「アンという名の少女」に感動しています。
今まで見た「赤毛のアン」とは全く違って、主人公のアン役が凄い!
原作を読んで私の頭の中で想像していたアンが、抜け出してきたようです。
やせっぽちで赤毛、顔にはそばかすがいっぱい!
おしゃべり好きで、天性の想像力、孤児という境遇の中でも楽しみに変えるすべを見つけ、廻りの人々を引き付けてやまないアン!
そして19世紀のプリンスエドワード島の自然が、物語の中で想像していた通りの映像で映し出されます。
半世紀ほど前、私がまだ少女だったころに夢中になって読んだことを懐かしく思い出しています。
アンが名付けた「輝く湖水」やマシュー・マリラの住む「グリーンゲイブルス」など忘れっぽくなった今でも覚えています。
当時翻訳者の村岡花子さんが、シリーズで翻訳されるのを待ち焦がれていました。
「アンの青春」
「アンの愛情」
「アンの友達」
「アンの幸福」
「アンの夢の家」
「炉辺荘のアン」
「アンをめぐる人々」
「虹の谷のアン」
「アンの娘リラ」
読み進むうち、アンの成長とともに私も大人の女性になり、当時の私の中でアンは理想の女性像になっていました。
今になって思うに、いまだにアンは私の心の中に存在していたんだと改めてこのドラマをみて思いおこされました。